僕が説明する今回の記事は、厳密にはセリングクライマックスではありません。
が、このチャートパターンは出現率は低いですが、覚えといて損はないと思います。
その前に、セリクラってなんぞ??という方に軽く説明します。
セリング・クライマックスとは、相場の大きな調整局面で、外部環境の急変や投資家が総悲観状態になった時などに起こる出来高を伴う劇的な暴落のこと。
「セリング=売り」ですので、売りのクライマックス(大底)と言うことになります。略してセリクラとも呼ばれています。なんかエッチな響きです(笑)
過去には、ライブドアショック後の下落時や、リーマンショック後の下落時など、いわゆる大暴落といわれた時の最終局面で見られました。まぁそのときは相場はしてませんが。
相場全体が急激な落ち込みを見せるときには、必ずと言っていいほど、セリング・クライマックスが発生しています。
セリクラを覚えるというよりも、チャートパターンを覚えてほしいです。
ようは、ゆるやかに下がってて急激にドーンて下がるときないですか?そして、そのドーンから反転していくとき。
簡単に絵を描いてみます。
赤い線がドーンのところです。
このドーンでこれからもっと下がりそうですが、青い〇はそのドーンを超えていってます。
このパターン、本当にチャンスですよ。
そして、今日そのパターンがでました。8月2にち。
はい、エントリーはできませんでしたが(笑)
豪ドルドルのチャートです。
この赤いところ、大きな陰線がでてますけど、それを境に上に向かってますね(^_-)-☆このパターン、本当によくあるから覚えておいたほうがいいですよ!!!!!
絵にかいてほかのパターンも書いてみる。
上に書いたパターンは本当に熱いので覚えておきましょう。
エントリーポイントも踏まえて、絵に描いてみます。
赤い線で、売りが枯れて反撃です。
その、反撃の合図はまず赤い線の暴落を超えてきた時です。
あれ?って思いますよ。笑
そして、そのまま飛んでいくパターンは諦めます。入れないもん。
けど、一回試してくることが多いです。それが、青い〇です(下の青〇)
ここで入れれば100点でしょう。
けど、「Nの形」が完成する上の青い〇で入るのも、良いポイントだと思う。
応用パターン。
窓が空いて閉めにいくときにそのまま超えてくパターン。
これも、たまーにあります(笑)
絵に描いてみます。
まぁ、正直さっき書いたのとほぼ同じです。
窓が空いたってことは、下方向になんらかの力があったはずなのに、窓を埋めてそのまま上に行く。
この場合もまず窓を超えて、いったん試しにくる。
まず窓を超える時点で「あれ?」ってなります。笑
最後にもう一度本物のチャートを見てみましょう。
もう一度今日の豪ドルドルのチャートを貼ります。
大陰線を超えてきて、一回試してから上。
こうなってると思います( `ー´)ノ
チャンスは多いわけではないですが、ぜひ頭の片隅に入れておきましょう!!!