こんばんは!
メルマガでもお知らせしていた、ゴールデンコラボ!
一足早く先行予約者の方にご案内をしていましたが、本日より一般公開を開始します!!
先週~今週のFXを振り返る!
先週まではドル買い一辺倒な展開でした。
これは大統領選後のトランプ氏への期待から・・・
という訳だけでもありません(笑)
どちらかというと、ドル円でいえば『日米の金利差』が大きかったです。
ここへきてマイナス金利パワーが日銀&黒田総裁の狙い通りに出てきた形ですね。
流れとしては、
トランプ勝利→思ったよりも問題無さそう?→利上げにとって障害になることは無さそう→ドル買い&円売りが過熱!!
こんな感じですね。
引き続きこの路線は継続と思われますが、今日の値動きを見ている限り、先週までと同じような勢いは感じられません。
中長期的なトレンドは継続でも、短期トレンドには変化がみられることは否定できないので、そこを意識しながらのトレードが必要になってきます。
調整局面に入った相場の今後は?
今のところ大きく値を戻す、つまりドル売り円買いにに傾く材料もないのですが、少々ドル買いが行き過ぎている感じはあるので、短期的な原油などの先物の動向に合わせて調整の戻りが出てくる可能性は高いです。
現在の112円前後がレンジになるのか、もう1段下げて110円台まで食い込むのかは難しいところですが、110.50~114.80くらいのレンジになりそうなので、押し目買い・戻り売り、共にその辺りを意識してみて下さい。
注意しなければいけないのは、これまでと引き続き要人発言や指標です。
特に今週は雇用統計をはじめとした、マーケットに大きな影響を及ぼすイベントが多いですから、荒い値動きになることは想定しておいて下さい。
その中でもOPEC総会は、先物市場を大きく動かす要因ですから、早くも為替にもその影響が出始めています。
その勢いがドル買いを支えるのか、それともリスク回避の円買いに向かうのか、この辺りの見極めを柔軟にこなせるかが、今週の相場を紐解くカギだと思います。
雇用統計に関しても、利上げ発表の確定があったとしても、既に織り込み済みなのでそこまでドル買いにはいかないのでは?と言われていますが、瞬間的に115円近くまで伸びることは十分有り得ます。
今週は広めのレンジで乱高下する可能性を視野に入れて、トレードをするようにして下さい。
今週の注目の経済指標&イベント
- 11/28(月) 欧・ドラギECB総裁議会証言
- 11/28(月) 米・11月ダラス連銀製造業活動指数
- 11/29(火) 独・11月消費者物価指数(速報値)
- 11/29(火) 米・7-9月期GDP(改定値)
- 11/29(火) 米・9月S&P/ケースシラー住宅価格指数
- 11/30(水) OPEC総会
- 11/30(水) 米・11月ADP全国雇用者数
- 11/30(水) 米・11月シカゴ購買部協会景気指数
- 11/30(水) 米・地区連銀経済報告(ベージュブック)
- 12/01(木) 中・11月製造業PMI
- 12/01(木) 中・11月非製造業PMI
- 12/01(木) 英・11月製造業PMI
- 12/01(木) 米・11月ISM製造業景況指数
- 12/02(金) 豪・10月小売売上高
- 12/02(金) 米・11月雇用統計
ご覧の通り、影響力のあるイベントが目白押しです。
ただアメリカ関連の指標は、既に織り込み済みとして捉えられて、そこまで値動きには影響がないかも。
アメリカの場合は、それ以上に要人発言に注意です。
年内の利上げはほぼ確定として、その先がどうなるのかに関心を抱いている関係者は多いです。
利上げが単発に終わるのか、2回目以降がありえるのか。
その辺りの発言、そしてトランプ氏関連の発言が出て来る場合は、マーケットにも大きく影響があるので注意しましょう。
その他では先程も言ったとおり、OPEC総会に注目です。
アメリカ国内以上に、これまでアメリカと溝があった諸外国など、世界の勢力図が変わっていくのでは?という懸念を抱いている国は多いです。(日本も含めて)
中東をはじめとした原油の生産国にとっては特にデリケートな問題なので、原油というカードを使った国際政治の外交駆け引きが、もう既に始まっていると考えても大袈裟ではありません。
まだ今回のOPEC総会で何か大きな動きがあるとは思えませんが、牽制してくるような動きがみえればマーケットも敏感に反応するでしょうから、原油主導で乱高下する可能性は視野にいれておいて下さい。
マーケットが盛り上がっているのは楽しいですが、勝利と敗北は常に裏表。表裏一体の関係にあることをお忘れなく!
良い時もあれば悪くなるときも必ずありません。
間が悪く、割りを食ってしまうことのないように!
敏感に流れを読むようにして下さい。
それでは、また。