強いドルはどこまで伸びるのか?決算発表多数のNYダウの動向がカギ?

こんばんは!

バタバタしてしまい、気づけば日付が変わりそうです・・・

週末もずっと追い込み作業をしていたせいで、生活のリズムが完全に狂ってしまいましたw

まぁ普段から一般的なリズムとはいえない生活をしていましたけど、さらに変になってしまいました・・・体調を崩しやすい時期ですし意識して注意しようと思います。

利上げ観測継続!ドルが力強さを発揮!

先週のはじめはドルがどうなっていくのか不安もありましたが、結果的にドルは先週力強さを発揮してくれました。

ドル円、ユーロドルをはじめとした各通貨ペアで軒並み強さをみせて、底堅くドルが買われていく展開になりました。1番は雇用統計の下振れで不安視された利上げ観測が前向きになったこと、そして大きかったのが米大統領選挙の見通しがハッキリとしてきたこと。
いわゆる『トランプリスク』が後退し、混乱を避けられそうな見通しが強くなったことです。

とはいえ、大統領選は何があるかわかりませんし、共和党としてもトランプ氏不支持を匂わせつつも、民主党に大差での敗北というのは今後の面子に関わりますから、もし負けるにしても「どんな負け方をするのか?」という点を模索するでしょう。

なので、何だかんだいっても毎回接戦になるのが大統領選ですから、今回も最後まで気を緩めずに動向を見守るようにしないと、思わぬサプライズで痛い目に遭うかもしれませんから注意して下さい。

決算発表シーズンのNYの株価にも注目!

利上げや大統領選だけでなく、ドルの力強さの背景にはこの時期ならではのイベントの存在も大きく影響しています。

それはもちろん、決算発表シーズンです!

日本だと3月決算の企業が多いので、大体5月~6月辺りがシーズンにもりあがりますが、アメリカの場合は大体四半期毎に発表される決算で株価が大きく動きます。

1~12月で1期とする企業が多いので、この10月の四半期決算は一年でも特に注目集めます。

なんと言ってもアメリカはクリスマス商戦が盛り上がりますから、一年の最後は大体大きく業績が盛り上がりますから、その前にあたるこの10月の決算発表が年末商戦を控えた企業の成績表となるので注目を集める訳です。

年末に向けて企業どう仕掛けてくるのか?年内の遅れがどの程度のものなのか?そういった点を見極める投資家が目を光らせている訳です。

中でもAppleやIBMなどの国際的な大企業決算は注目を集めますし、銀行系や金融系は世界経済の中心的な存在ですから、同じく注目度が高くなります。

既に続々と発表が行われていますから、その結果を受けて「リスクを取るのか?」「リスクオフが必要なのか?」を投資家達が判断をしていく訳です。

今のところリスクオン、つまりドルを買う動きが強くなっているので、ドルが値上がりをしています。この調子で大きな混乱がなければ、更にドルは買われていき、ドル円105円台突入も考えられます。

今週はその他にも指標や要人発言も予定されているので、ドルが買われる要素は先週以上に高いです。

ただ、そこまで楽観視できる程の好景気という訳ではないので、ドル円105円を大きく越える要因は今のところ見当たりませんし、むしろ期待を下回る結果であれば103円台も逆戻りも十分ありえますから、市場の動きは敏感に察知できる体制を整えておいて下さい。

今週の注目の経済指標&イベント

  • 10/17(月) 米・10月NY連銀製造業景況指数
  • 10/17(月) フィッシャーFRB副議長、講演
  • 10/18(火) 豪・RBA議事録公表(10/4)
  • 10/18(火) 英・9月消費者物価指数
  • 10/18(火) 米・9月消費者物価指数
  • 10/19(水) 中・7-9月期GDP
  • 10/19(水) 中・9月小売売上高
  • 10/19(水) 英・9月雇用統計
  • 10/19(水) 米・ベージュブック公表10/20(木)
  • 10/19(水) 米大統領選挙 第3回TV討論会
  • 10/20(木) 豪・9月雇用統計
  • 10/20(木) 英・9月小売売上高
  • 10/20(木) 欧・ECB政策金利発表、ドラギ総裁記者会見
  • 10/20(木) 米・10月フィラデルフィア連銀製造業指数
  • 10/21(金) 欧・ECB専門家予測調査
  • 10/21(金) 欧・10月消費者信頼感(速報値)

今週の指標やイベントはこのようになっています。

注目はなんと言っても第3回目となる大統領選の討論会。
11月の本選を控え、最後となるテレビ討論会なので両陣営ここは気合いを入れて挑んでくるでしょう。

今のところクリントン氏が優勢なので、巻き返しを図るトランプ氏陣営がどんな策を打ってくるのかに注目が集まります。

その他にも消費者物価指数やベージュブックとアメリカの指標には注目が必要です。

EUの方はECBの政策金利発表、そしてドラギ総裁の記者会見に注目が集まります。
現状維持になる見込みですが、サプライズ的なことが起こらないように見守りましょう。

また、中国のGDP発表にも注意しましょう。
予想以上に悪い結果になれば、日本の株価にも大きく影響が出ますから、連鎖して円が動くことも有り得ます。

指標やイベントが多いと、内容によっては突発的な値動きをすること多いですから、急激な値動きに対応できるように防御策をしっかりとするように意識しましょう。

損切り・利確のライン設定はしっかりと毎回意識しておかないと、いざという時に痛い目に遭ってしまいますから!

備えあれば憂い無し!取り越し苦労になるならそれでいいんです。

その辺りをしっかりと意識するようにして下さい。

それでは、また。

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