ブレグジット回避後の世界経済は?FX、そして金融市場が本格化してきましたよー!

こんばんは。

今日は為替の方も結構動きましたね!

新しいロジックを試したりもできたし、結構充実した1日になりました(^^)

引続き検証をしていくので、ブログの更新が終わって一息ついたら再開ですw

 FXシグナルハンターツールH1

先週世界中に一気に不安を広げたブレグジットですが、ここへきて残留見込みが優勢の報道が連続していて、不安はようやく一服といった感じになっています。

特に金融市場ではその動きを敏感に察知して、早くもブレグジットを巡る国民投票後に向けて動きだしています。

日本政府もここへきて円高を阻止しようと、安倍首相や麻生財務相などの発言で牽制を行うなど、介入か?追加緩和?などといった流れとはまた異なる、これまでとは一味違った動きを見せつつあります。

FX・為替市場にだけ限ってみていけば、特にポンド絡みの通貨ペアの値動きの激しさが凄いです。

円売り・ドル売りの流れも相まって、ポンド/ドルポンド/円の値動きは、昨日の勢いをそのままに引き続き強かった印象です。

当然といえば当然ですが、ブレグジットの当事者であるイギリス市場にとっては、EU離脱という最悪のシナリオを避けられる見込みという安堵感が広がり、ポンド買いに集まっているのでしょう。

ユーロも負けじと伸びていますが、今のところ今週の主役はポンドなのは間違いないですねw

ドル売り・円売りの流れの中で揉み合い膠着の相場続いていたドル円も、昨晩未明から今朝にかけて一気に円高が進むなど、ようやく動きがみられてきました。

また同じような位置へと戻ってしまいましたが、勢いが強まってるのは事実だと思います。

ただ円に関してはリスク回避からリスクオンへの転換の流れで、現在は全般的に売られている状況にはなっていますが、ブレグジットを巡る国民投票の動向は既に織り込み済みで、その先にある新たな展開を見据えながらの値動きが始まっている感じがします。

理由としては、ここは結構複雑です。

イギリスのEU離脱という最悪の場合に買いが集まるのはもちろん理解できますが、一部のエコノミストの間では「例えブレグジットを回避したとしても円高へ進むだろう」といった見方が強いという見解を出しています。

これはアメリカの利上げ問題や大統領選などをはじめとした、現在の世界経済が抱えるリスクがそれだけ多いということの表れだともいえますが、この辺りはFXしか興味がない人にとっては理解が難しいかもしれません。

今日の安倍首相のちょっとしたサプライズだった「社会保障給付を行うために赤字国債は発行しない」といった発言からも分かる通り、リスク回避=日本国債といった定番の流れを否定することで、円高を抑制することに繋げたい意図を感じます。

ひとまず今日のところはその発言に素早く反応したFX・為替市場が、一気に円安へと進むなど、一定の効果はみせています。

レンジを突き破る程の勢いはありませんでしたが、一定の効果があることはわかりました。

既に日本政府はブレグジット後のシナリオをいくつも予測していて、今回の発言もそれを踏まえたものだったと思われますが、果たして次はどんな手を打ってくるのでしょうか?

「追加緩和の効果はやったとして限定的」と多くの市場関係者が語る通り、下がったら緩和をして流れを変える!といった単純な相場ではないですからね。

根本的な国の姿勢を今回のように国内外へと示していかないと、年内にドル円100円割れなんて自体に陥ることが濃厚ですから。

そうなれば安倍政権が必死に上昇させた金融市場が、また政権発足当初と同じような状況へと戻ってしまうので、それだけは避けたいはずです。

グローバル社会の中でどこまでやれるかは分かりませんが、日本の景気がこれ以上後退するのは見たくないですからね!期待して見守りましょう(^^)

少し長くなりましたが、ちょっと眠くなってきましたか?

安心して下さい!

KENICHいも書きながら眠くなってきましたw

まだやることがあるので頑張らないと・・・!

それでは、また。

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