今週のマーケットの見通し!ドルと円の攻防の行方は果たして??

今週もよろしくお願いします。

為替市場は今週末のG7財務相・中央銀行総裁会議を前にした各国の駆け引きに翻弄されていますw

円安にしたい日本と、ドル安を守りたいアメリカ

こんな相反する利害への思惑が交錯しているため、依然円高ドル安が続いている為替市場に対しての温度差がクッキリ出つつあります。

クロス円・クロスドルともに、介入に繋がるようなニュースや、思わせぶりな口先介入をする要人発言、または否定的な態度の発言などが入る度に、両方への思惑が一気に膨れ上がるデリケートな相場が続いています。

構図として「介入したい日本 VS 介入に否定的なアメリカ」という図式が主になっていますけど、日本経済側のサイドの視点から見て、必ずしも介入が正解ではない!という意見も依然根強いです。

理由は簡単で、各国の批判を振りきって介入を実施したとして、日本単独の動きなら効果は一時的に終わる可能性が強く、またスグに同じような円高の流れに戻ってくると予想されるから。

これは非常にもっともな意見ですw

「介入だ!追加緩和だ!」

と抜本的な日本経済の回復の案は出せずに、バラマキに頼るばかりしか選択肢のない日本政府は何とも情けなく映りますし、それをアメリカが助けてくれるメリットは正直ないですからねw

まぁもう口先介入も無視されつつありますし、違った目線の策を練らないと・・・また日本経済はズルズル後退してしまいます。

バラマキ金融政策で授かった好景気でしたが、なんとも短い春に終わる・・・といった可能性が今のところ濃厚そうですw

ちょっと批判的な意見が多くなりましたが、FXトレーダーとしてはどっちにいっても利益が取れるからOK!

株トレーダーと違って、FXトレーダーの最大の強みはここですよね(^^)

実際に現在のドル円チャートを見ていきますと、先週の後半くらいからドル円ではお馴染みのレンジ相場が続いています。

109円前半を天井にした攻防のレンジ相場、様子見といった雰囲気ですかね。

急落からの半値~同値リバ、そしてヨコヨコ!

日足チャートを見ると非常に分かりやすいですが、今回も同じパターンにぴったりハマっています。

もう数日はヨコヨコのレンジ相場が続きそうに見えますが、徐々にレンジが狭くなってきているのが気になります。

日足を見る限りスイング的な視点で言えば、これは一旦上へ突き抜けて、また急落して下値を探る流れです。

キレイに日足の一目均衡表の雲に沿って下がっていますから、ここ2~3日のうちに、そろそろ動きがあってもおかしくありません。

見極めポイントとしては、先週末の109.500越えが果たして天井なのかどうか?

という点です。

60分足のレンジが徐々に狭くなるなら、一旦上へ突き抜ける流れがよくあるパターンですけど、NY時間にかけて下値を切り下げ始めたら、そのままズルズルと下がっていく展開になるかもしれません。

今夜のNY市場は注目ですね!

今週はイベントもいよいよ開催しますし、相場の行方だけでなく色々と楽しみの多い1週間ですから、気合入れていきましょう!

それでは、また。

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